4月15日、長崎出島RCとの合同例会が開催され、本田会員から嬉しい報告がありました。本田圭助会員は、2008年4月の例会の会長タイムで、環境問題に関する勉強を更にするため長崎大学大学院の後期博士課程に入学された事を話されました。当時74歳でした、そして81歳のこの春、見事博士の学位を取得されました。学位論文のテーマは「地域社会の持続可能な発展のための政策評価枠組みの開発」で、環境問題を更に発展されたものです。
又7年の歳月の間は、奥様の看病をされながらの研究で、今年の冬、学位取得の朗報を待たずして亡くなられた奥様は、きっと喜んでおられる事でしょう。
「この学位は、妻と一緒に取りました」の本田さんの言葉が、胸に沁みます。
3月20日、米山記念奨学生曹樅君(長崎大学大学院経済学研究科経営意思決定専攻)が博士(経営学)を取得し、見事Drになりました。「米山記念奨学会の奨学金で研究に専念出来、また毎月例会に参加しロータリーの皆さんから多くのことを学ぶことが出来ました」
彼は明日中国に帰国し、新しい夢に向かって歩み始めます。「日本人は包容力がある」と
言った誰よりも日本を理解する彼は、きっと日本と中国の架け橋になってくれるでしょう。がんばれ!!
昨年ベトナムに帰国した元米山記念奨学生のアントゥーさんの近況報告です。
彼女は帰国してからホーチミンにいる米山学友の友達と一緒に活動をしています。まだ出来て6ヶ月目の在ホーチミン米山学友の会員は24名です。
先週日曜日に児童養護施設で活動を行い、一つ一つ実践を重ねています。米山学友の会員は、日本のロータリークラブからお世話になったので、その恩返しをしていきたいと考えています。
何より24名の仲間と一緒だというのが心強く、今後がとても楽しみです。日本からエールを送ります。
2015年1月17日に「若年無業者 200万人時代」をテーマに第35回ながさきBBS公開講座を当クラブが共催しました。
講師は長崎サポステ統括コーディネーター浜民夫氏で、ながさきBBSの学生、保護司の方がたがこの重い提起に耳を傾けて、その後意見交換をしました。
「自分で考えた事が無い若者」「自己肯定感の薄い若者」に目標を設定することの意味を理解させ、就労の喜びを見つけてほしいと若者のサポートしてこられた浜氏の言葉の最後は、参加した学生に「あなたはどうして大学に入ったの」でした。彼女は、しっかり自分の夢を語りました。さすがBBSの会員です。
今回、スペシャルオリンピックス日本・長崎より感謝状を頂きました。
スペシャルオリンピックスは現在170の国と地域で組織され、アスリートの数は約420万人がスポーツを楽しんでいます。これを約130万人のボランティアが支えています。
しかし日本のアスリートは極めて少なく、世界大会で活躍するには支援がもっと必要なようです。